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一人暮らし大学生の節約術① ~月々の支出額・収入額を知ろう~

お金で困っている大学生、進学を考えている高校生の役に立ちたい、そんな思いからこの記事を執筆します。

私は、大学生活4年間で他の学生と比べ100万円近く支出を抑えれたと自負しております。4年間で100万?大したことないと思うかもしれませんが、大学生が一年間で稼ぐ金額は多い人でも100万にも満たない場合が大半です。1年間のアルバイトの金額だと思うとかなり大きなものだと感じませんか?このシリーズをを通じて、私が実践した支出を減らす方法を全て紹介していきたいと思います。是非みなさんも実践して浮いた100万で旅行だったり、欲しいものを買ったり、ダラダラしたり是非有意義にお金と時間を使ってもらえたらと思います。

では今回は節約のための第一歩、『月々の支出額と収入額を知ろう』です。

目次

①月々の支出額を知ろう

いきなりですが、大学生の平均的な生活費は月いくらかかるかご存じでしょうか?

学生生活実態調査(2021)によると、一人暮らしをしている大学生の平均的な月の生活費は約12万5000円だそうです。

(内訳)

固定費(月々の支払金額が固定されているもの)

・住居費 約5万4000円

・電話代 約3000円

計 5万7000円

変動費(月々の支払金額が変動するもの)

・食費  約2万5000円

・交通費 約4000円

・教養・娯楽 約1万2000円

・書籍  約2000円

・勉学費 約2000円

・日常費 約7000円

・その他 約2000円

・貯金  約1万4000円

計 6万8000円

固定費(57000円)+変動費(68500円)=(月の生活費)12万5000円

 

この12万5000円という数字は全国的な平均ですので、首都圏ではさらに金額が高くなります。さらに、2021年のデータのため現在エネルギー関連が高騰していますのでさらに生活費は高くなっています。おそらく13~14万必要になってくるのではないかと予想します。今後これらの細かい支出の減らし方やこの数値は平均値なので現実の生活はどの程度のものか参照しながら話を進めていくので、とりあえず一人暮らしには月々、最低12万~14万が必要ということだけ覚えておいてください。

 

②月々の収入額を知ろう

次に、大学生の一か月の収入額を把握していきましょう。

大学生の平均的な月の収入額は「第58回学生生活実態調査」によると約12万4000円だそうです。

(内訳)

・仕送り 6万8000円

奨学金 2万1000円

・アルバイト 3万2000円

・その他 3000円

計 12万4000円

 

この数字はあくまで平均なので何とも言えませんが、大学生の主な収入源が仕送りというのは意外でした。仮に毎月親からの仕送りが期待できない場合、奨学金と自身のアルバイト代で生計を立てる必要があります。

しかし、アルバイトでの収入に関しても、時間や税金の関係で、多くても月8万円以内に抑えている学生が多いのではないでしょうか。

では、アルバイトでマックスで8万円の労働収入を得たとしても、支出が最低12万は必要なため、毎月4万円マイナスになります。そこを補填するために奨学金を毎月4万~5万借りる必要があります。毎月5万借りたら4年間で240万の借金をすることになります。夢のない話しではありますが、大学生活で一人暮らしをして親からの仕送りが期待できないと、人生の夏休みといわれる大学生活が毎日の勉強やサークル活動を行い、その間に毎月8万円の収入を得るためにアルバイトをするという多忙な日々を過ごしたとしても、大学を卒業時に金銭的なアドバンテージはなく240万という借金のみが残ることになるのです。さらに、卒業後に就職したとしても、新卒の平均的な月収は21万程度です。さらに、学生時代は免除されていた国民年金の支払い保険などの支払いをすると手取りは17万程度です。一人暮らしの生活に必要な生活費は12万と変わらないため、大学生活と同じ生活水準を保っても、手元に残る金額は5万円のみです。

これだけ働いて手元に残ったの5万円だけ!と思うでしょう。しかし、これが現実です。これだけ書いたら、いかに生活費を抑えることが重要かわかっていただけたでしょうか。では、まとめに入ります。

 

③まとめ

大学生の一人暮らしに必要な金額は12万5000円 (都市部やエネルギー価格の高騰でさらに上がる可能性あり)。

大学生の平均的な収入額は12万4000円 (主な収入源は親からの仕送り)

先ほどの②月々の収入額を知ろうでも書きましたが、大学生の一人暮らしは親御さんに経済的な余裕がないと、かなり厳しいです。しかし、日々の生活費を抑える方法を実践し、県や大学からの支援だったりを活用すれば少しでも支出額を抑えることができます。大学生は行事や勉強、サークルなどの活動もあり、どうしても収入面での不安があるため、支出額を抑えていくよう工夫していきましょう。

今後、一人暮らし大学生の節約術②などで実際に行った支出を抑える方法を紹介していきたいと思いますので、是非ご覧ください。